
上抜きと下抜き、それぞれの特徴を徹底解説
知っておきたい!
エンジンオイル
上抜きと下抜きの違いと
その利点
エンジンオイルの交換方法【上抜き】【下抜き】
愛車の寿命を延ばすために欠かせないエンジンオイル交換。
【上抜き】と【下抜き】という2つの方法があることをご存知ですか?
それぞれの特徴を詳しく解説いたします。
上抜きオイル交換の手順

■リフトアップ不要で
作業時間短縮
オイルチェンジャーを用意し、
ボンネットを開けオイルレベルゲージを抜きます。
リフトアップがない為スムーズに作業を行えます。

■専用ホースでオイルを吸引
オイルレベルゲージの穴に専用のホースを挿入しオイルを吸い上げます。また、オイルパンの底に残ったオイルまで取り除くことができます。
※お車によっては、オイルが完全に抜ききれない場合があります。

■オイルを注入
新しいオイルを規定量注入し、
オイルレベルを確認し、
エンジンを始動し漏れがないか確認します。
下抜きオイル交換の手順

■リフトアップして
車両を持ち上げます
車をリフトアップし、必要な工具(レンチ、オイル受け)を準備します。

■ドレンボルト緩め、
オイルを排出
エンジン下部のドレンボルトを緩め、
オイルを受けに排出します。
※お車によっては、オイルが完全に抜ききれない場合があります。

■新しいオイルを注入
ドレンボルトを適切なトルクで締め直し、新しいオイルを注入します。
オイルレベルを確認し、エンジンを始動し漏れがないか確認します。
最後に再度オイルレベルを確認します。
上抜きと下抜きの比較表
上抜き | 下抜き | |
方法 | オイルレベルゲージ挿し込み口から吸引 | ドレンボルトから排出 |
リフトアップ | 不要 | 必要 |
オイルフィルター 交換 |
別途作業が必要 |
同時作業可能 |
メリット | 作業時間が短い | 車種を選ばず作業が可能 |
デメリット | 一部の車種では作業不可 | 作業に時間がかかる場合がある |
【上抜きオイル交換特徴】
■短時間での作業
リフトアップが不要なため、スムーズに作業を完了させることができます。
■抜き残しが少ない
上抜きオイル交換では、ホースの先端がオイルパンの底に届くため、
抜き取り時のオイル残りが少なくなります。
【下抜きオイル交換特徴】
■車種を選ばず作業可能
下抜きオイル交換は、あらゆる車種でオイルを抜き取ることができます。
■下回りの点検も可能
オイル交換の際に、リフトアップするので車両の下回りの
各部品の損傷や腐食状態を確認することができます。
オイル交換作業には、上抜きと下抜きの両方にそれぞれの利点があります。
上抜きは作業時間が短いなどメリットがあり、特にオイル交換のみを行う場合には効率的です。
一方で、下抜きは下廻りの点検もできるため、メリットがあります。
当店は上抜きを推奨しておりますが、下抜きも承っております。
どちらの方法でもわずかなオイル残りが発生します。
エンジンオイルは全量を一度に交換することができず、
オイルパンやエンジン内の循環系にも残留するため、交換を定期的に行うことが大切です。
定期的に交換しないと、エンジン内部の摩耗が進み、スラッジがたまり、
最悪の場合にはエンジンから発火する可能性もあります。
エンジンオイルの主な役割は
潤滑であり、エンジン部品の摩擦を減らし、冷却効果を高め、腐食を防ぐことです。
このように、エンジンオイルはエンジンの性能と寿命を保つために非常に重要です。
エンジンオイル交換はお近くのオートアールズにおまかせください!
迅速で丁寧なオイル交換サービスを提供します。確かな技術で、お車のメンテナンスをサポートします。
ぜひお気軽にご来店ください!
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この特集の
よくあるご質問
3,000〜5,000km走行ごと、または3〜6ヶ月に一度の交換が推奨されています。
オイル交換を怠ると、エンジンの摩耗が進み、最悪の場合エンジン破損につながります。
キレイなオイルに交換してもフィルターが汚れていると汚れたオイルが循環してしまいます。
オイルフィルターも同時に交換することで、エンジンの性能を最適に保つことができます。
「オイル交換」「タイヤ履き替え」メニューにつきましてはWEB予約ページまたは店舗へ直接お電話でご予約可能です。